鉄道大好き!トーマス大好き!なお子さんをぜひ連れて行ってあげたい静岡県の大井川鐵道。ここでは毎年6月〜10月の期間限定で、実物大の蒸気をあげるトーマスとジェームスに乗ることができます。
きかんしゃトーマス号とジェームス号が運行するのは大井川鐵道の「新金谷〜千頭」の区間(千頭〜新金谷ルートもありますよ)。それぞれの駅での注意点や見どころをご紹介します。
大井川鐵道 金谷駅:大井川鐵道に乗り換え
さて、トーマス号・ジェームス号が出発する「新金谷駅」に電車で行くには、まずJR東海道線で「金谷駅」に向かう必要があります。
「金谷駅」ではJRと大井川鐵道が接続していて、ここで大井川鐵道に乗り換えをします。駅の入口にはトーマスの看板などがあり小さな撮影スポットになっています。
トーマス号とジェームス号に乗るためには乗車券と特急券を引き換える必要がありますが、事前抽選で当たったチケットなどを窓口に提示して受け取りましょう。新金谷駅でもできますが、時間がない場合は新金谷駅では混雑するので、金谷駅で先に手配しておくとスムーズです。
金谷駅では大きくはありませんが、トーマス関連のお土産や大井川鉄道のお土産などをおいた売店があります。同じルートで帰る人はまたここも通りますし、同様の商品は千頭駅のお土産売り場にもうっているので慌てて買う必要はありません。買い忘れのときなどに便利ですね。
また、「新金谷駅」までは普通電車で1駅ですが、金谷駅を出発するまでの乗換時間がけっこうあるので、金谷駅にいるうちにトイレなどを済ませておくととりあえず安心。
※金谷駅ではJRの改札外(建物の出口を出て左側奥)と、大井川鐵道改札内にトイレがあります。大井川鐵道のトイレのほうが古いのですが女性用は洋式なので、小さいお子さんはこちらの方が使いやすいかも。
新金谷駅からの電車は、他社で使用されていた私鉄の車両が使われています。上の写真はもとは近鉄の特急車の16000系。
下の写真はもとは南海電気鉄道高野線の21000系。私は行きと帰りで両方乗りましたが、21000系のほうは特にレトロ感が・・・!これは鉄道好きの大人の方が楽しめるかもしれませんね。
大井川鐵道 新金谷駅:いよいよトーマス号・ジェームス号へ乗車!
新金谷駅に到着すると、もう準備ができていればトーマス号かジェームス号がとなりのホームでスタンバイしています。いきなりの実物車両に、子ども達のテンションもいっきにあがり、親は必死の撮影タイムに(笑)。
発車時間までの間に、駅構内の売店で水や冷却グッズなどを購入して1時間強の列車旅に備えてくださいね。
私は時間ちょうどくらいの新金谷着の電車で移動しましたが、余裕がある方はぜひ新金谷駅の車両基地見学や、プラザロコをのぞくとさらに楽しめると思います。車両基地では運転前の点検などをしている様子を見ることができるので、鉄道好きのお子さんは夢中になりそう!トーマス号・ジェームス号が発車する1時間〜1時間半くらい前に到着できるとゆっくり見ることができるのでは。
※見学料 小学生以上500円(記念バッヂ付き)
もし車両基地見学に行く時間がなくても、ホームから下の写真のような車両を眺めることはできました。もちろん、車両基地では運行予定にない列車(トーマス号が走らない日はトーマス、ジェームス号が走らない日はジェームス)を見ることができるので、やっぱり行った方がオススメですけどね。運行予定にない列車は千頭のトーマスフェアでも見ることができないので・・・
さあ、トイレや飲み物の購入をすませて列車に乗り込みますよ〜。私が乗ったのはジェームス号だったのですが、横から見るとけっこう鼻が高かった!
◆参考)車内での様子はこちらの記事で→【大井川鐵道きかんしゃトーマス・ジェームス号】車内のお楽しみ♪バスのバーティーに会える!ハーモニカ演奏・記念撮影サービスも〈体験レポート〉
千頭駅:トーマスフェア・お土産売り場
千頭駅に到着してホームに降りると、実物大のヒロとパーシーがお出迎え!
ホームの上からでもこのように写真を撮ることができますが、隣で開催されている「トーマスフェアに入場すると正面から写真を撮ることができます。
トーマスフェアについてはこちらの記事に詳細をまとめているので参考にしてみてください。
◆【大井川鉄道きかんしゃトーマス・ジェームス号】千頭駅トーマスフェアでヒロとパーシーに会える!その他の見どころは?
千頭駅 お土産売り場・トイレ
千頭駅隣の(というか直結しているので境もよくわからなかった)SL資料館がトーマスフェア開催中はトーマスショップになっています。
大井川鐵道オリジナルのトーマス関連のお土産を購入できるので、限定商品を中心に探してみるといいと思いますよ。
私のオススメはトップ3はこちら。
- 鉄道好きの子どもがいる自宅お土産には →「プラレール ぼくもだいすき!大井川鐵道きかんしゃトーマス号」¥2380(税込)
- お友達の子で車も好きな子には →「トミカ 大井川鐵道トーマス号」¥870(税込)
- おもちゃよりお菓子の方がよいときは →「大井川鐵道きかんしゃトーマスプリントクッキー」18枚入り ¥1080(税込)
その他にもたくさんありますので、公式サイトで事前にチェックしてからいくとスムーズです。
◇大井川鐵道公式サイト「おすすめのおみやげとオリジナルグッズ」
また、この資料館の2階は無料休憩所、トイレ、授乳室、飲食コーナーがあります。トイレはトーマスフェアの入口付近にもありますよ。
お昼ご飯はどうする?
だいたいの方が午前中に新金谷発のトーマス号・ジェームス号に乗車して昼前に千頭駅に着くパターンかと思います。
千頭駅ではトーマスフェアをじっくり楽しもうと思うと食事をしている時間がとれませんし、何より食事場所もあまりありません。
食べるものを持参するか、大井川鐵道オリジナルのトーマス弁当などを購入して列車での移動中に楽しむようにするとスムーズだと思います。
オマケ:日本唯一のアプト式列車の旅もおすすめ!
千頭駅からは大井川の上流部を走る日本唯一のアプト式電車「南アルプスあぷとライン」が走っています。
トーマス号・ジェームス号に乗りに行くだけでなく、この赤いトロッコ列車まで乗ってしまうのがツウな楽しみでしょうね〜。
ちなみに「アプト式」とは機関車に坂道専用の歯車がついていて、線路についている「ラックレール」という歯形レールに噛み合わせて坂道を上り下りするもの。日本ではこの「南アルプスあぷとライン」でしか乗ることができません。
私はちゃんと調べてこなかったのでそんな旅程もくめなかったのですが、「南アルプスあぷとライン」に乗って「日本一高い鉄道橋(関の沢橋梁)」や「日本唯一の湖上駅」に行ってみたかったです。時間に余裕がある方は、ぜひあぷとラインにも乗ってみてくださいね。
ちょうどこんなトーマス関連の絵本を読んだばかりなので、よけい乗ってみたかった! |
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