「おかあさんといっしょ」の5月28日(土)では、衝撃の新クリップ『かにのおじさん』が放送されました!
なにが衝撃って・・・観た方はわかりますよね?”かにのおじさん”がすごすぎ!!いやぁ〜・・・また放送してほしいような、してほしくないような(笑)。
(『かにのおじさん』作詞:関和男/作曲:渋谷毅)
『かにのおじさん』は坂田おさむお兄さん・神崎ゆう子お姉さん時代の《今月のうた》
『かにのおじさん』が初めて放送されたのは、坂田おさむお兄さん・神崎ゆう子お姉さん時代である1987年6月の《今月のうた》。今から約30年前の歌ということですね。
作詞は『バナナのおやこ』で有名な関和男さん
関和男さんの詳しいプロフィールはわからなかったのですが、「おかあさんといっしょ」でもおなじみの曲の作詞が多数ありました。
- 『バナナのおやこ』(作曲:福田和禾子さん)
- 『くじらのとけい』(作曲:渋谷毅さん)
- 『ドラネコロックンロール』(作曲:向谷実さん/坂田おさむ・森みゆき時代の1986年5月の今月のうた)
- 『チュルチュルチュルルン』(作曲:石川ハルミツさん/横山だいすけ・三谷たくみ時代の2013年5月の今月のうた)
『バナナのおやこ』といえば、”♪バナナのパパは パパバナナ バナナのママは ママバナナ”の楽しい歌詞が有名ですね。『くじらのとけい』も最近よく「おかあさんといっしょ」で流れているので耳にしているのではないでしょうか?
こうして関和男さんの作詞した曲をみてみると、言葉あそびをしているような楽しい歌詞が印象的で、ついつい口ずさんでしまいます。この『かにのおじさん』でも”♪あんたわたしに なにかよう かに♪”の歌詞が面白いですよね。
『バナナのおやこ』はおかあさんといっしょ50周年記念コンサートでも歌われました |
作曲は『夢のなか』『ふゆっていいな』の渋谷毅さん
渋谷毅さんはジャズピアニスト、作曲家、編曲家として数多くの作曲をされています。「おかあさんといっしょ」でも、編曲も含めると19曲ものの《今月のうた》に携わられています。の一部をあげてみると・・・
- 『こんなこいるかな』(作詞:日暮真三さん/坂田おさむ・森みゆき時代の1986年6月の今月のうた)
- 『ふたりはなかよし』(作詞:日暮真三さん/坂田おさむ・神崎ゆう子時代の1991年4月の今月のうた)
- 『グーのえかきうた』『スーのえかきうた』(作詞:日暮真三さん/坂田おさむ・神崎ゆう子時代の1991年10月の今月のうた)
- 『ふゆっていいな』(作詞:日暮真三さん/速水けんたろう・茂森あゆみ時代の1995年1月の今月のうた)
- 『夢のなか』(作詞:日暮真三さん/速水けんたろう・茂森あゆみ時代の1998年11月の今月のうた)
- 『木もれ日の歌』(作詞:日暮真三さん/今井ゆうぞう・はいだしょうこ時代の2005年5月の今月のうた)
- 『じっとまったくん』(作詞:小川美潮さん/横山だいすけ・三谷たくみ時代の2012年6月の今月のうた)
いかがですか?1986年の『こんなこいるかな』から、作詞の関さん同様に30年も「おかあさんといっしょ」の今月の歌の作曲をされているのですからすごいですよね。
また、ジャズピアニストとしてもジャズ・ディスク大賞・日本ジャズ賞を受賞されたり、音楽を担当した「ライフカード」TV-CMが、2006年度第46回ACC CM FESTIVAL総務大臣賞/ACCグランプリを受賞、2007年には、共同で音楽を担当した「嫌われ松子の一生」で、第30回日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞、作曲では森山良子さんや木村カエラさんなどへのミュージシャンへの楽曲提供、坂本九さん『見あげてごらん夜の星を』、パープルシャドウズ『別れても好きな人』の編曲を担当するなど、幅広くご活躍されています。
速水けんたろうお兄さん・茂森あゆみお姉さんが歌う『夢のなか』はこちらのCDに収録されています |
振り向いたカニのおじさんは・・・衝撃すぎてかたまった!
『かにのおじさん』のクリップは、だいすけお兄さんが爽やかに岩場で釣りをしているところから始まります。あれ、大きなカニがでてきたなと思ったら・・・
♪あんたわたしに なにかようかに?♪
の歌詞にあわせて、くるっと振り返ったカニが!ババーン!!
ぎょえ〜〜!画面いっぱいにオジサンのアップ!!・・・ん?これ、よしお兄さん??
うわぁ、衝撃的だわ〜と思って観ていると、歌は2番にかわり今度はあつこお姉さんがシャベルと潮干狩りをしています。そこにやっぱり大きなカニが現れて・・・
♪あんたわたしに なにかようかに?♪
の歌詞にあわせて、くるっと振り返ったカニが!ババーン!!
えー?これ、りさお姉さん??りさお姉さんまでこんなことやっちゃっていいのー??
そしてあつこお姉さんはだいすけお兄さんのところへ走っていくのですが、そこには先程の「よしひさカニおじさん」と「りさカニおじさん」が追いかけてきて”♪カニカニカニカニ なにかよう カニ♪”と、まわりにカニもわさわさ増えて大変な騒ぎ!
だいすけお兄さんとあつこお姉さんのパニックした表情もかなりの演技でしたね〜。いやー、それにしても、今回の歌クリップはかなり衝撃的でした。よしお兄さんもりさお姉さんも、芸人でもないのにここまでやるのか!プロ!と拍手したくなります。そしてくるっと振り返った時の驚きが・・・ちょっとホラーというか。これ、子どもは泣いてもおかしくないと思います(笑)。
は!映像のインパクトが強すぎて歌へのコメントがありませんでしたが、楽しいリズム・歌詞で子どもにも覚えやすい曲ですね。だいすけお兄さん・あつこお姉さんの「なにかよう かに?」のカニのおじさんのセリフ部分の声も印象的です。
これから夏にむかって、この『かにのおじさん』が放送される機会が増えるかも?ぜひ流れたらよしお兄さんとりさお姉さんの「かにのおじさん」をチェックしてみてくださいね!
★その他「おかあさんといっしょ」の番組で流れた歌の一覧はこちら →おかあさんといっしょ《番組で流れた歌》ピックアップ一覧(横山だいすけ・小野あつこ時代/2016年度〜)
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『かにのおじさん』は、今井ゆうぞうお兄さんとはいだしょうこお姉さんの卒業時のメモリアルアルバムにも収録されています。
コメント
坂田おさむお兄さん時代の月歌ですね。
当時は体操兄姉がカニ、にはならず、サイズの違ういろんなカニが次々増え、おさむお兄さんを取り囲むシーンでしたが、幼少期の私にはそれが逆に怖かったんですよね。
今回のはよしお兄さんとりさお姉さんがカニに扮してくれた分、インパクトで怖いというよりも若干笑える仕上がりになったのではないかと思います。
「とうめいにんげんなんだけど」「かんづめあけたら」も、当時は怖い印象で若干トラウマになってたのですが、世代が進むにつれ、これじゃトラウマにはならないかもな、と安心しています。
個人的には、今回のカニより、たくみお姉さんとりさお姉さんが参加時の「すずめがサンバ」のドギツイよしお兄さんの主婦扮装のアップがトラウマにならないかヒヤヒヤしましたけどねー(笑)
まささん、こんにちは。
おさむお兄さん時代は体操兄姉がカニになったりはしなかたのですね!たしかに、昔のお話をきくとそっちのほうが不気味(笑)。よく覚えてらっしゃいますね〜。私はけっこう子ども時代の「おかあさんといっしょ」は忘れているものが多くて残念です。
「とうめいにんげんなんだけど」「かんづめあけたら」も見てみたいです。
「すずめがサンバ」のよしお兄さん主婦は、私も強烈に覚えています!(笑)。こんなカッコまでしちゃうんだ!と衝撃でした〜